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作り手のご紹介
【 杉山亜花莉 】
1989年 東京都生まれ
2013年 多摩美術大学 卒業
2021年 多治見市意匠研究所 修了
杉山さんの作品は、まるで布地でできたような器がとても特徴的です。
独自で作った色粘土を"練り込み"という技法でボーダー柄にしていきます。
その後、ボーダー柄の粘土を短冊状に切り、リブ編みや鹿の子の布を綿棒で押し当て模様を出します。
それを数種類巻き付けたり、貼り付けたりして器を作っています。
杉山さんは、もともと布がお好きなそうで
「買い物に行っても、器よりも布に目がいってしまいます。」
と柔らかい雰囲気でお話してくださり、そのお人柄が作品に表れています。
作品の配色がご自身の強みだそうで、
ひとつの素材に3〜4種類の色を使用していますが、
ごちゃごちゃした印象はなく、しっくりと馴染んでいます。
緑だけでも3種類ほどあり、絶妙な色の違いを上手く使い分けておられ、作家さんの細かなこだわりを感じます。
また、「私の器は、お料理が映えるかは考えてないです。
使っていて気分が上がることを優先してしまっていて、、、」
と笑顔でおっしゃられていました。
確かに、器も家具も洋服も自分のお気に入りを使うことが一番だと思います。
杉山さんの作品は、器好きな方だけでなく、
洋服好きな方にも気に入っていただける作品だと思います。
そんなお気に入りを、当店で選んでいただければ幸いです。
〔 杉山亜花莉さんの器はこちら 〕
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